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題名だけ見て、単純にサスペンスだろうなと思って手に取りました。それなのに、サスペンスではありますが、がっつりホラー要素入っていました。
作品名 | ぼくらの夏が裂けていく |
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原作 | 宮月 新 |
漫画 | 佐藤 健太郎 |
出版社 | 白泉社 |
「ぼくらの夏が裂けていく」は、高校球児の少年が、妹の為に戻った故郷の離島で不気味さと不可解な現象に巻き込まれていくお話しです。

「ぼくらの夏が裂けていく」ってどんな漫画?実際に読んでみたあらすじネタバレ感想を紹介します。
「ぼくらの夏が裂けていく」のあらすじやネタバレ
高校球児の海藤樹は、双子の妹の繭結の為に、本土の高校を退学してまで生まれ故郷の繊月島へ戻ってきた。
島では今でも対策と銘打って、マスクは全域着用、本土からの観光船も止めたままの状態であった。
双子の繭結は、2か月前崖から転落し視力を失い、心も閉ざしたまましゃべれない状態が続いている。
そんな、繭結を見ているのもつらくなり、樹は暑い中、通う予定の繊月高校を見に行くことにした。
途中で出会った顔見知りのじいちゃんと話をしている途中。マスクを外した途端に。
「外しちゃならねえ」
とすごい剣幕で言う、じいちゃん。島ではマスクを外してはならない・・
中学の同級生のことを思い出しながら昼食時に訪れる繊月高校
やけに、静か。いまだに黙食・・
驚かそうと教室をのぞいてみると。そこに映った光景は。
布を頭からかぶって昼食を食べる生徒たちの姿が・・
異様
日も沈み、繭結と2人で気晴らしに散歩に出かける樹。
そこで出会った、「なにか」に襲われる。
不気味さ、異様さ、この島では何が起こっているのか。
厳重な対策の裏にある真実とは何なのか。
- 海藤樹:本作の主人公、高校球児。本土にいたが双子の妹の為に退学し繊月島へ戻ってきた
- 海藤繭結:樹の双子の妹。崖から転落し、視力を失う。心を閉ざし喋らない。
- 柚子葉:北中の同級生の女性。お姉ちゃんぶるところがある。
- ハルマキ:北中の同級生の男性。しずちゃんと付き合っている。
- 謙介:北中の同級生男性。北中時代は太っていたが、今はマスクをつけたイケメンに見える。
- リリ:北中の同級生の女性。金髪。
- 静香:北中の同級生の女性。しずちゃんと呼ばれる眼鏡の子。ハルマキの彼女
「ぼくらの夏が裂けていく」の感想
最初に。
ホラーですよ。これ。
直近の出来事をテーマにしているので、かなり最近の題材だなと感じたのと。初期にあった感染症対策。外部からの移動制限。緊急事態宣言の時を思い出す感じでした。
感染者の経路特定みたいな感じとか、なんか近しいものがあるなと思いながら読みました。
田舎や隔離された場所では、恐怖であったと思うので、似たような心境だったのかもしれないなと思ってしまいます。
ここまで、異様ではなかったと思いますが。
じいちゃんがマスクを外すなと言っていましたが、どうも予防といったところ以外にも意味がありそうだと思いました。
孤島。田舎。といったこと、繊月島といった名前も今後のホラー要素を助長させていく展開になると思います。
異様さ。不気味さ。といったところはかなり出てくるのと。
割とグロい感じもところどころ出てくるので、苦手な人は注意ですかね。
自分は注意を怠って読んでみて、まじか、ホラーかってなったので・・
好きな人は好きだと思います。
まだ1巻が発売されたばかりですし、謎めいた要素も含まれているので、この後どうなるの?と気になる展開ではありますよ。
夜道で出会った「なにか」とその正体。
なぜそうなってしまったのか。気になるところは満載です。
ホラーやグロい感じ大丈夫な方読んでみてください。
- サスペンスホラーが好物
- 孤島や田舎での風習や都市伝説の話が好き。
- 不気味さがにじみ出ている絵が好き。
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